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常設-企画展「佐藤 達・1991~1992年・レリーフ作品展

前回の展示作品は佐藤達氏自身が選んだ自選展でしたが、今回はミュージアムのスタッフで、これまで展示していない作品を中心に、佐藤達氏の1991年から1992年迄の2年間の作品から、作家の2年間の中で微かに変化して行く流れを追って15点を選んで展示しました。
 


アクリル絵具で描かれたキャンバスに材木を組み合わされたレリーフ作品は、1980年前半のキャンバス作品から、展示する壁の空間までも取り入れた絵画とも言える1980年代後半の作品から、更に、素材の物質性と構成空間から生まれるインスタレーションへと変化し、その後に生まれて来た作品シリーズです。それは、同時に1990年から始まる野外立体造型作品と関わりながら、色の配置と材木の柵とも見える空間の遊戯とも取れる木材の配置は鑑賞者を楽しめさせる遊び心の在る作品にも思われます。(ミュージアムスタッフ)

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